2001/08/11(土)

Santa Monica (再)・Camarilloへ

TKDさんが再試験を受けないことから、この日は全員でクロカンの予定でしたが、TKDさんは夜通し考えてひとつの結論を出したようです。それは、

やはり再試験を受ける!

ということです! 試験官の都合がついたこと、Skylineの教官等がKEと交渉してくれて、間違いなく便の変更ができそうなこと、念のためSAN → LAXのUAの便は捨てて、RNM → LAXをSkylineで送ってもらって、直接KEのチェックインカウンタで万一の場合交渉してもらえること、からTKDさんは決心した模様です。さぞいろいろ考えられたでしょう。でもよく決心されました。

というわけで、本日はTKDさんは教官のEndorsementをもらうための再訓練をするため、クロカンには参加せず。残り3人でクロカンへ行くことにします。

SMOまではNRKさんの担当です。いつもと同じように到着。

待望のお寿司を食べようとターミナルビルに行くと…なんとThe Humpはやってない(;_;)。あとでPilots Guideをみると “Lunch weekdays only” とありました。そういえば本日は土曜日(;_;)。ではTyphoon Restaurantはどうかというと、なんとここもやっでな゛い゛(;_;)。なして? ここも週末はランチやってないのかなぁ。

しかたないので、ここでの昼食はあきらめてCMAへ。ここもNRKさんの担当です。Van Nuysの街上空を通過し、Thousand Oaksの街上空から降下しつつタワーとコンタクトします。ここでもStraight-inを指示されます。あ、もう遠くにR/Wが確認できました。R/W 26に到着! Transient parkingは空港の一番東側なので、延々とタクシーして行く必要があります(^^)。

The Way Point Cafeというレストランが見えました。なかなかおしゃれな感じです。でもその隣のChannel Islands AviationというFBOの建物もこれに負けず劣らずおしゃれ~です。こっちの方がレストランじゃないかっていうくらい(^^)。そのFBOをちょっとだけぶらついてからレストランでちょっと遅めの昼食を取ります。

その後、Confederate Air Force Museumという博物館に行ってみます。博物館といっても、普通の格納庫をちょっと改造していろんなものを展示しているという感じで、入場料もこれと決まっているわけではなく、適当にdonationすれば良いようです。

この博物館には、第二次世界大戦時代の戦闘機などが展示してあります。その中のひとつはちょうどエンジンの整備をしているようで、これは現役で飛べるのかもしれません。目を引くのは、なんと零戦が展示してあることです。といっても我々のイメージする濃緑の零戦ではなく、灰色の零戦です。機体に確かに「零式艦上戦闘機」と書いてあるので、これも零戦の一種なのでしょう。この零戦は一部分解展示されているので、さすがに飛べない状態です。でも機体にカタカナでいろいろな表記があったりして、こんなところで日本語にお目にかかるとなんだか不思議な気分になります。その他、「神風」と書いた旗や、同期の桜の歌が書いた旗なども展示してあります。

帰り間際に小銭をdonationして、記念に計器をかたどったコースターをゲットします。

さて今回の合宿の最終フライトです。Ramonaに帰ります。ここは私の担当です。来た時とほぼ同じルートを戻るようにします。相変わらずLAXやSNA近傍はトラフィックが多くて飛んでいて緊張感と楽しさが同時に味わえます(^^)。


RNM到着後、アパート代の精算をして、今後のことについて森田さんと協議します。私は、次は秋にリフレッシュ休暇を利用してMultiにチャレンジすることにします。そのためには日本で座学相当を勉強してくること、oral対策をしてくること、が条件になります。oral対策の教材を仕入れておきます。座学の教科書は現在出版元(Jeppesen)でも品切れのようで、後ほど送ってくれるそうです。それ以外の実技はRamonaに来てから10時間程の訓練を受ければいけそうです。

夜は、買いだめしておいたビールを消費し切るべく、皆でNRKさんの部屋に集まって打ち上げをします。HYS教官もビール消費要員(笑)として参加します。そういえばHYS教官は、何と吉本興業の入社試験を受けたことがあるそうな。吉本の入社試験を受けた人になんて初めて出会いました(^^)。どうりでおもしろいはずです(^^)。

というわけで今回の合宿は終わりです。TKDさんの明日の再試験が気にかかりますが、これはもうがんばって頂くしかありません。検討を祈る!

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