2002/09/19(木)

最終訓練

本日はチェックライド前の最終訓練となります。教官同乗で一通りのマニューバをやってみます。

さて出発しましょう。エンジンスタート…あれっ? かからない。プライムが足りないかな? もう一度…うーん、プスンともいいません。はて? SZK教官と共にしばらくからかってみますがノーリアクションです。あれあれ? これは困った。仕方ないので、しばらく置いて様子をみます。

ところがMRT教官が来ていじってみるとなんとちゃんとかかるじゃありませんか! MRT教官曰く「気合が足りないんじゃないの? (^^;)」だって(笑)。

というわけで無事出発。soft field takeoffしてタイムチェックを行うべくstraight-out departureしてOCN VOR 280°のコースをフォローします。

タイムチェックは問題ありません。Vista上空からFrench Valleyに向かいつつETE/ETAを出してしばらく飛んでおしまい。

訓練空域でslow flight、stalls、steep turn、steep spiral、chandelles、lazy 8を行います。細かい反省点はありますが、ほぼ問題なしです。

dirt stripの方に向かいつつエンジンフェイリャーです。手順としては問題ないですが、dirt strip上でgroud reference maneuverをやっているトラフィックがいるので、途中でおしまいにします。

本当はdirt strip上で8 on pylonをやりたかったのですが、別の場所で行うことにします。Valley Center High Schoolの北側にあまり人家が無いちょっとした丘があり、そこにタンクがあるのでそれを目標物にすることにします。

ここら辺りの標高はだいたいdirt stripの辺りと同じくらいのはずですが、わからなければ目測でpivotal altitudeにします。うーん、3000ft MSLでエントリしてみます。

だいたいOKなんですが、ちょっとエントリ時のバンクが浅かったせいで、全般的に大回りになっちゃいました。エントリ時はもうちょっと目標物から近くでsteepに入るともっときれいに決まったかな。

さてRNMに戻ります。上昇しつつASOSを聞くと風が140°から吹いているようです。おやー? これだとR/W 9か? UNICOMに聞くとやはりR/W 9です。本日は特に変な雲も出ていないのにめずらしい(^^;)。この時点でRNMから10nmを切っていたのですが、本当はもっと早くASOSを聞いてR/Wを特定しておいた方が良かったみたいです。反省反省。

気を取り直してR/W 9に向かいます。180°power-off approachを行います。R/W 27でやるとの同じ要領で早めにベースターン。ベースターンの目安となる細い道路を確認しておきます。南側からの風の成分があるせいか、ベースで結構高度が落ちてしまいます。ちょっとダウンウィンドも広かったかな? あー、微妙に届かないなぉ(^^;)? ちょっとパワーを足してタッチダウン。

T/Gしてもう一度(^^;)。今度はもうちょいダウンウィンドを狭く飛びつつベースターンも早めに行います。今度は届きますね。フルフラップにしてタッチダウン。フレアはもうちょいピッチアップまで持って行くとベストでした。もう一度やっておしまい。

ブリーフィングでは「これで訓練はおしまいです。フライト中に細かい点についていくつか指摘させてもらいましたが、全般的にはOKだと思います。明日は自信を持ってチェックに望んで下さい。」を頂きました。

この後、簡単にクロカンのプランについてレビューして、これについてoralで聞かれるかもしれない項目(class Cに入るrequirementや手順など)について確認しておきます。endorsementも書いて頂きました。

これでcommercialの訓練が終わってしまいました。細かい反省点はありますが、いままで訓練してきたスキルを十分発揮できるよう、自信を持って明日のチェックライドに臨みたいと思います。

↑ チェックライド(com) ← 前のレポート 次のレポート →