2001/01/02(火)

最終訓練・マニューバの復習・Palomarへ

本日もマニューバの復習とPalomarでのT/Gです。

本日は珍しく風が東から吹いているのでR/W 9を使います。初めてです。R/W 9にはランナップエリアがないので、タクシーウェイに入る前にランナップを済ませます。そして初めてR/W 9からTake off! いつもと違う風景やラジオに戸惑いながら、出発です(^^;)。

マニューバはSteep TurnとGround Reference Maneuverです。問題ありません。フードをかぶってUnusual Attitude。これも問題ありません。

次にDiversion。Fallbrookに行くよう指示されます。Poggy VORとJulian VORで現在位置を特定して、FallbrookまでのMCと距離を求めます。285度で15nmくらい。90 ktsで飛ぶと10分で到着予定です。チャートと地形を見比べながら進みます。おぉ、ありました。ほとんど誤差なくばっちりです(^^)。

さてここからPalomarに向います。Palomarにはもう3回行ったことになりますが、毎回行き方が違うのでちょっと戸惑ってしまいます。今回は空港の北側から向うことになるので、またしても初めての行き方となります。Escondidoより北側のVista上空でタワーにコンタクトします。ATISがいまいちよく聞き取れなかったので何回も聞いていたのと、その間高度を落とさなかったので、たいぶ高くなってしまいました(^^;)。もう一生懸命降りないと間に合わないです。こういう時はCircleしても良いそうです。なるほど

今回のタワーコミュニケーションもいまいちでした(^^;)。基本的には自分で行っているんですが、やっぱ時々自分が呼ばれていることに気がつかないことがあります。しかもトラフィックにうまく乗れなくて(;_;)、タワーから360しろと言われたり(しかもファイナル上で)、前を行くトラフィックと間が空きすぎなので(ダウンウィンドをきっちりまわらなくて) “Proceed direct to the numbers” するよう言われたり、もう「ヒー!」です。

ダウンウィンドのabeam numberあたりを飛んでいたら「short approachできるか?」と言われたのですが、私は「short approachしろ」と言われたのだと思い、「Making short approach, CK 67P」と言ってしまったので、かなりぎりぎりのshort approachをするはめになりました。一気にエアスピードを落としてフラップをフルに下げて、ファイナルではフォワードスリップも使ってようやく降りました。できたから良かったものの、できないなら “Negative” とか “Unable” と答える手もあったとのこと。なるほど。

というわけで一度フルストップしてRight downwind departureで帰ります。RamonaのUnicomに聞くと相変わらずR/W 9を使っているようです。というわけでいつものMt. Woodsonではなく、空港の北側を目指して帰ります。ところがこの北側は、ちょっとした山がぼこぼこあって、いつもの風景とまるで違います。いつものMt. Woodsonの点対称の位置から45エントリを開始すれば良いはずなんですが、だいぶベース側になってしまいました。しかもトラフィックパターンがやけに高いし。うーむ、難しい。

なんといっても、かなり強いクロスウィンドなので、ファイナルがおもいっきしクラブになります。ちょっと気を抜くと、ひょぉ~と流されます。う、これはかなり難しいです。タッチダウン寸前にウィングローにしてみましてが、いまいち安定しなくて結局教官の手を借りてしまいました(;_;)。教官が行ったウィングローの姿勢は自分が思っていたよりもずっとバンクしているものでした。あぁ、こういう風の時はこんな姿勢になるのかぁ。こういうのは経験を積まないとやっぱだめですね。また、私はタッチダウン寸前でウィングローにしていましたが、もうちょっと早くから、例えばショートファイナルあたりで既にウィングローにしてからアプローチした方が良いそうです(サイドスリップ)。なるほど。

というわけで、なんとチェックライド前の訓練が全て終わってしまいました。最後がちょっといまいちでしたが、まぁ人生こんなもんだってことで(^^;)。

つひに明日チェックライドです。もうここまできたら開き直ってかつ落ち着いてやるしかないですね。当日はTKDさんとNRKさんも一緒にPalomarに来て下さるそうで、良い報告ができるようがんばりたいと思います。

↑ チェックライド ← 前のレポート 次のレポート →