2002/10/14(月)

弟を迎えに・アプローチ・マニューバ

本日は弟(≒同行カメラマン)がやって来る日です。本当は飛行機で迎えに行きたいところですが、RNMは霧でIFRでも飛び立てません。というわけで車で迎えに行くことにします。

到着便はLAX着8時なので、7:30までにはLAXに行っているとすると、朝5時には出発する必要があります。ところが起きたら既に6時近く! やっべ、急いで起きて6時にはアパートを出発します。

いつものごとくLAXに向かいますが、霧で飛ばせない上に、Torrance辺りで渋滞してしまい、結局LAXに到着したのが8:20くらい。急いでTom Bradleyターミナルに行ってみると…あ、いました(^^)。10分くらい待たせただけで済みました(^^;)。

RNMに戻りますが、もうお昼です。あまりに疲れているのでちょっと仮眠を取ります。本日のフライトは16:30からなので、15:30くらいまで寝ました。

16時過ぎにSkylineに行って弟を皆さんに紹介します。さっそくMultiの訓練に弟にも同乗してもらいます。

いつものようにR/W 27から出発。Short Field Take-offは全く問題なし。訓練空域に向かいます。

4000ftに上昇しつつCRQでのアプローチの準備をします。4000ftでフードを被ってアプローチ開始。レーダーコンタクトしたところでエンジンを片方切られますので、死んだ方のエンジンをフェザーにし(シミュレート)、シングルエンジンでアプローチを継続します。

APPからILSアプローチのクリアランスが出ました。LOC establishedでGSより高いのでギアダウンして降下開始しつつLOCに乗ります。今回はLOC/GSともほとんど外さず降下して行きます。うーん、いい感じ(^^)。

DAまであともうちょいってところでちょっとだけGSの下に行っちゃいましたが、まぁOKでしょう(^^;)。DAでR/Wを確認してエアスピードを落としつつフルフラップ。スロットルをゆっくり絞ってR/W 24にタッチダウン。うーん、いい感じ(^^)。

R/W 24にタクシーバックしてVFRで帰ります。Right downwind departureで出発して訓練空域の方に向かいます。

訓練空域ではフェザー/アンフェザーを始め、一通りのマニューバを行います。Steep Turnの左側からロールアウトする時にちょっとヘディングを元に戻し切れなかったですが、そういう時はバンクの戻しを小さくしてうまく「ごまかす」べしです(^^;)。それ以外は特に問題なし。

ところで、マニューバをやっている時、ふと後ろを見ると弟はすっかり寝ています。まぁ遠路はるばるやってきてすぐに訓練に同乗ってのは確かに疲れますから無理もないです。Steep Turnをやっても起きないとはかなり大物です。教官曰く「シングルエンジンにするとたぶん起きます」というので試してみると本当に起きました。これが何と言っても一番機体が振られますし、スタビライズした状態でもボールが飛んでいるので、パッセンジャーとしても違和感があるんでしょう(^^)。

というところでRNMに戻りましょう。

RNMではまずShort Field Landingします。これも問題なし。T/Gして今度はSingle Engine Landingです。今回はスロットルの絞りを少しずつというのを意識しました。ちょっと高度が高かったですが、R/Wの3分の1以内にタッチダウン出来たのでOKです。

ブリーフィングでは「シングルエンジンでのアプローチは今日は良く出来ています。エアスピードコントロールが最後気持ち甘いかな、というのはありますが、あのくらい出来ていれば問題ないでしょう。その他フェザー/アンフェザー、各種マニューバは良く出来ています。Steep Turnのヘディングはうまく『ごまかし』ましょう。Short Field Take-off/Landingも問題なし。Single Engine Landingも良く出来ています。」を頂きました。

懸案だったシングルエンジンのアプローチもうまく出来るようになり、ちょっとホッとしてます(^^)。後もう1日練習する機会がありますので、より安定して出来るようにしたいと思います。

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