2002/06/30(日

ILSアプローチ・LOCアプローチ

本日も良い天気です。その上暑いです。

本日は、10:30からINGさんがILSアプローチの慣熟をするというので、まずそのフライトに同乗させて頂くことになりました。その後、私のフライトととなります。

INGさんのフライトは、RNMのobstacle departureで出発して、BONDO intでホールディング、その後CRQでILSアプローチを2回でしたが、やっぱ後席から改めて各種手順を見直したり、ATCに耳を傾けたりするのは、とても勉強になりました。

さて今度は私自身のフライトです。機体は67Pですが、ちょっとCOM1の調子が悪いので、本日予定していたVORアプローチはやめにして、CRQでのILSアプローチとLOCアプローチ(partial)だけを行うことにします。

いつものように出発して上空4000ftでアプローチの準備開始。さすがに準備は慣れました。APPにコンタクトしてIFRクリアランスを取ります。ところがこちらから呼びかけても “stand by” と言われた切り、なしのつぶてです。かなり忙しいみたいで、我々のようにこのあたりでアプローチの訓練をしている機体が何機もいます。仕方ないのでもう一度。今度は答えてくれました。

4000ftを維持しつつLOCをつかむ位置までレーダーベクタされます。

APP: CK 67P, fly heading 210, maintain 3400 until establish LOC,
cleared for ILS Rwy 24 approach.

NAV2はFAFのDEASYより更に遠いフィックスであるESCONを特定できるよう、MZBの002°にセットしてあるのですが、NAV2のCDIがセンターを越えています。てことは既にESCONより内側に入っているということですね。なので、私、降下を開始してしまいましたが、APPから「LOCに乗るまで3400ftを維持せよ」と言われているので、LOCに乗るまではまだ降下してはいけません(^^;)。とはいうものの、実際LOCに乗ってから降下を開始すると、DEASYまでに2300ftに降下するのが難しくなって来ます。というわけで、こういう時は「そろそろLOCに乗りそうという位置から降下開始して良い」そうです。ちょっとトリッキーでした(^^;)。

あとはいつものようにILSアプローチします。本日は風が強いのと、非常にバンピーなのでGSに乗るものかなり大変です。LOCがいつもより多めにずれちゃったりして、ひーひー言いながら降ります。DAでmissed approach。タワーからのmissed approachの手順も、もう「落とし」ません。

2回目はpartial panelでLOCアプローチします。これも風が強いのと、非常にバンピーなのでcompassが振れちゃってかなり大変です(^^;)。LOCがいつもより多めにずれちゃって自分の中では「いまいち」なできでした。コントロールにCPUがいつもより余計に使われているせいか、ATCもいくつか落としちゃって、ちょっとへこみました(^^;)。

後はいつものようにVFRでRNMに帰ってきます。本日はCRQタワーにIFRのキャンセルを要求したら、タワーから直接 “squawk VFR, frequency change approved, good day” でした。

ブリーフィングでは「1回目のILSアプローチの時のレーダーベクタはいつもと違ってちょっとトリッキーでしたね。でも基本は『LOCに乗ってから降下』ですが、その後のパスを考慮して、多少柔軟性を持たせても良いと思います。また、本日は風が強かったこととバンピーだったことでいつもより『外し』ましたがそんなにずれているわけではないです。あんなもんですよ。基本はOKです。」を頂きました(^^;)。

明日はRNMが工事のため終日closedなので、お休みです。あさってはINGさんのCamarillo (CMA)へのIFRクロカンに同乗させてもらいます。その次は自分自身のIFRクロカン(CNO)という流れです。

(おまけ)

本日もNRKがArrowに乗るので、一緒にくっついて行きます(^^)。本日はfireの飛行機があんまり飛んでいないですが、若干飛んでいるみたいなので、RNMでのT/Gは遠慮して、French Valley (F70)まで行ってT/Gして帰ってくることにします。久しぶりのF70でしたが、ちょっとガストがあったものの、T/Gも無事こなし、RNMに帰ってきました。外を見ながら飛ぶってのはホントいいですね(^^)。

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