2002/06/23(日)

ILSアプローチ@MYF

本日は朝まで霧が出ていましたが、日が高くなるとあっという間に消えてなくなり、いつものごとく良い天気になります(^^)。

さて本日はまた新しいアプローチってことで、Montgomery (MYF)にILSアプローチしに行きます。

ちなみに、本日から新兵器を導入しました。アプローチチャートなんかをヨークに固定するためのアームみたいなものです。飛行機用のものが一般に売られていたりしますが、私はNRKが持っているGPS に付属してきたアームを使ってみることにします。これをヨークに取り付けてみると結構具合良いです。これでニーボードはATCからの指示をメモするのに専用で使えるようになります。コックピットマネージメントを向上させるためですが、果たしてどうか?

いつものようにR/W 27からright crosswind departureで出発。5000ftまで上昇してサークルしつつMYFでのアプローチの準備です。この準備、かなり慣れてきて、特に教官から突っ込まれることなく完了です。

さてAPPにコンタクトしてIFRクリアランスを取りましょう。ここら辺りのAPPの周波数は132.2なのですが、私間違ってMYFのアプローチチャートに載っている周波数をセットしちゃいました。MYFはここらの周波数と違うのですね(^^;)。気を取り直して132.2にしてワッチします。結構忙しそうですが、合間を縫って呼びかけます。

CK: APP, CK 9077K with IFR request.

APPは相変わらず忙しそうで、全然こっちに反応してくれません。もう一度…。あれ、まだ反応してくれません。そういえば、出発前にUNICOMに呼びかけてレディオチェックしたのですが、その時もUNICOMの反応があまり良くありませんでした。ひょっとしてこの機体の機長席のPTTスイッチは接触が良くないかもしれません。というわけで、教官がコパイ席から呼びかけてみます。と、今度は反応がありました(^^;)。これに機長席から答えてみます。

CK: APP, CK 9077K, PA28/A, 10nm N of RNM, 5000, request ILS approach at MYF with information Y.
APP: CK 77K, squawk 5211 and ident, maintain VFR.

ようやく話が通じました(^^;)。

APP: CK 77K, radar contact, you’re 7nm N of RNM, fly heading 170,
maintain 5000.
CK: Fly heading 170, maintain 5000, 77K.
APP: CK 77K, cleared to MYF, descend and maintain 4000.
CK: Cleared to MYF, descend and maintain 4000, 77K.

MYFまでのIFRクリアランスが出ました。このままレーダーベクタされてMYFに向かいます。外を見るとちょうどRNMの真上を通過して行きます(^^)。途中何回か周波数チェンジしつつ、順調に向かいます。

APP: CK 77K, descend and maintain 2600, heading 190.
CK: Descend and maintain 2600, heading 190, 77K.

段々降下させられて行きます。NAV2にJLIの204°をセットしてありますが、これでLOCとの交点であるNESTYとの位置関係を把握しておきます。どうやらNESTYと、アウターマーカのDEOROの中間あたりにベクタされるようです。このように近づいてきたら、早めにbefore landing checkをやっておくと良いとのこと。なるほど。

APP: CK 77K, fly heading 260, maintain 2600 until join LOC, cleared for ILS Rwy 28R approach.
CK: Fly heading 260, maintain 2600, cleared for ILS Rwy 28R approach.

ILS Rwy 28Rのクリアランスが下りました。LOCのコースは281°ですから、カットアングルは約20°ですね。NAV1のCDIが1ドットくらいになったところでヘディング281°。おぉ、「ぴったり」です(^^)。

でも喜んでいる場合じゃありません。もうGSが迫って来ています。ちょっとビハインドしましたが、ピッチとパワーを調整して「ぴったり」と乗ります。LOCにもGSにも「ぴったり」ですので、NAV1の指示は見事に十字になっています(^^)。

APP: CK 77K, contact MYF tower on 119.2
CK: Contact tower, 77K … MYF tower, CK 9077K, ILS inbound.
TWR: CK 77K, rodger, report outer marker.

アウターマーカ(DEORO)通過です。タワーに報告して降下を続けます。

CK: MYF tower, CK 77K, passing outer marker.
TWR: CK 77K, thank you, cleared to land R/W 28.
CK: Cleared to land R/W 28R, 77K.

ミドルマーカの手前にPALOSというフィックスがあるのですが、これはDMEでも特定できますが、MZBの068°ラジアルでも特定できます。ダブルチェックということで、NAV2をMZB VORに合わせてコースをセットしてみます。この操作は必須ではありませんが、こういうことを余裕を持ってできるよう練習しておくわけです。ILSでファイナルを下りつつこの操作をしてみることが課題のひとつだったので、これをクリアできてほっとします(^^)。結構CPU回るぢゃなーい(^^)。

ミドルマーカ通過。DAの623ftに到達。外を見ると「ぴったり」とショートファイナル(^^)。ここからフラップを一気に下げてエアスピードを落としてタッチダウン。この時ちょっとゆっくりとフラップを下げてしまったのですが、もっとチャッチャッチャッと出して良いようです(^^;)。

R/W 28Rを出てR/W 28Lをクロスしてグラウンドにコンタクト。一旦transient parkingに行きます。

transient parkingで今度は CRQまでミニクロカンという想定でIFRクリアランスを取ります。まずはATIS。そしてクリアランス。MYFにはクリアランスデリバリがあるのですが、この周波数やけに忙しいです。かなりの数のIFR機をさばいている上に、この人グラウンドも同時にやっています。そりゃ忙しいわな。お忙しいところ申し訳ないですが、我々もおじゃましてと(^^;)。

CK: MYF clearance, CK 9077K with IFR request.

相変わらず忙しそうです。またしても我々に反応してくれません。もう一度 … まだだめです。そうするとこのオペレータが「クリアランスデリバリの周波数でコンタクトしているステーションは、グラウンドの周波数で再度呼んでくれ」というようなことを言っています。どうやらあまりに忙しくて2つの周波数をさばくのが大変みたいです。というわけでグラウンドの周波数に切り替えて再度呼びかけます。

CK: MYF ground, CK 9077K with IFR request.
GND: CK 77K, say your request.

ようやく反応がありました(^^;)。この時、実際には私間違って “MYF clearance” って呼びかけちゃいましたが、グランドの周波数なので、”MYF ground” が正解なのでした(^^;)。

CK: MYF ground, CK 77K at transient parking, PA28/A, request tower enroute to CRQ with information Z.
GND: CK 77K, cleared to CRQ, fly heading 270, radar vector to OCN
VOR, climb and maintain 3000, expect 4000, departure frequency 119.6, squawk 5216.

省略しますが、リードバックも完璧です(^^)。これはですね、やっぱチャートをヨークに固定してあるのと、ニーボードがメモ専用に使えるのが大きいですね。今までよりずいぶんワークロードが減ってCPUに余裕が生まれた感じがします。改めてコクピットマネージメントの重要性がわかりますね。

CK: MYF ground, CK 77K at transient parking, request taxi to R/W 28R.
GND: CK 77K, taxi to R/W 28R via H and A.
CK: Taxi to R/W 28R via H and A, 77K.

IFRに適したR/W、出発方向からして自然なR/Wということで、こちらから明示的にR/W 28Rをリクエストしました。これをしなくても例えば “request taxi for IFR departure [to xxx]” とか言えば、適当なR/Wを指示してくるそうです。このあたりはVFRで飛ぶのとノリは一緒ですね。また、MYFではこのようにタクシーウェイの指定が明示的にありますので、必ずリードバックです。

R/W 28Rのランナップエリアで出発準備をします。既に何機か出発を待っている機体がいます。我々のようなちびっこ機体は、一応控えめに端っこによって待機します(^^)。出発の準備が出来たところでタワーにコンタクトします。

CK: MYF tower, CK 9077K, ready for IFR release.
TWR: CK 77K, hold short R/W 28R, expect 5 or 5 minutes.
CK: CK 77K, hold short R/W 28R.

わちゃー、やっぱ待たされるわけですね。その間、R/W 28LとRでは次から次へとVFR機も混じって着陸や離陸が行われています。もんのすごい忙しさです。R/W 28Rでは我々より先にCitationとか双発機がビシバシ出発して行きます。それにしてもCitationの速さ(とうるささ)は恐るべし! です。隣のR/W 27Lから飛び立ったセスナとほぼ同時に離陸して行ったのですが、みるみる加速して遥か彼方に見えなくなりそうな頃、該セスナはまだアップウィンド(^^)。

TWR: CK 77K, taxi into position and hold R/W 28R.
CK: Taxi into position and hold R/W 28R, 77K.
TWR: CK 77K, cleared for takeoff, R/W 28R.
CK: Cleared for takeoff, R/W 28R, 77K.

ようやく我々の番です。ふぅ。

TWR: CK 77K, contact Socal on 119.6.
CK: Contact DEP, 77K … DEP, CK 9077K, leaving 1500, climbing to
3000.
DEP: CK 77K, radar contact, heading 320 or direct to OCN VOR when
able, climb and maintain 4000.
CK: Direct to OCN VOR, climb and maintain 4000, 77K.

ヘディング320°でも良いのですが、この時点でOCN VORを受信できていますので、directすることにします。既にOCN VORに対してどの辺りのコースにいるか把握していますので、そうですねぇ、325°にでも乗ることにします。

APP: CK 77K, fly heading 040.
CK: Fly heading 040, 77K.

あ、ここからレーダーベクタってことですね。この時点でNAV1とNAV2は使わないので、今のうちにCRQでのアプローチの準備を開始すべしです。NAV1をLOC、一応コースは245°、NAV2をMZB、コースは002°(IAFであるESCONとの位置関係を把握するため)、DMEはOCNです。それぞれアイデントしておきます。あ、ATISを先に聞いておくべきでした(^^;)。空いているCOM2でATISを聞きます。このあたりスムーズにできるまでもうちょっとです(^^;)。

APP: CK 77K, fly heading 030.
CK: Fly heading 030, 77K.
APP: CK 77K, fly heading 270, descend and maintain 3400, cleared
for ILS Rwy 24 approach at CRQ.
CK: Fly heading 270, descend and maintain 3400, cleared for ILS Rwy 24 approach at CRQ, 77K.
APP: CK 77K, how would you terminate IFR?
CK: Missed approach, then VFR back to RNM, 77K.

ILS Rwy 24アプローチのクリアランスが下りました。3400ftに降下してLOCをつかまえにかかります。LOCをつかまえたのはいいのですが、アウターマーカの結構近くにベクタされたので、既にGSより大分高い所にいます。速やかに降下を開始する必要があります。800~900fpmくらいで降下します。エアスピードが上がらないよう気をつけて…するとGSが少しずつ上がって来ました。そして後は今までやったのと同じでILSアプローチを継続します。

APP: CK 77K, contact CRQ tower on 118.6.
CK: Contact tower, 77K … CRQ tower, CK 9077K, ILS inbound.
TWR: CK 77K, cleared to land R/W 24.
CK: Cleared to land… あ、negative, request missed approach followed by VFR to RNM.

タワーにコンタクトしたら、”cleared to land” と言われたので思わずそう答えてしまったのですが、ここではmissed approachしますので、改めてこちらの要求を伝えます。APPからうまく伝わっていなかったか、タワーが勘違いしたのでしょう(^^;)。

TWR: CK 77K, cleared for low approach, then fly southbound, climb
to 3000.
CK: Cleared for low approach, then fly southbound, climb to 3000, 77K.

DHで外を見ると「ぴったり」ショートファイナル(^^)。ここでmissed approachします。ピッチアップ、フルパワー、positive rate of climbを確認してヘディングを180°へ。

TWR: CK 77K, contact DEP on 127.3.
CK: Contact DEP, 77K … DEP, CK 9077K, missed approach at CRQ.
DEP: CK 77K, fly heading 050, report when cancelling IFR.
CK: Fly heading 050, we’d like to cancel IFR, request flight following to RNM.
DEP: CK 77K, radar contact, remain squawk, climb to pilot’s discretion. What altitude would you fly?
CK: We’re climbimng to 3500, 77K.

DEPにコンタクトしてIFRをキャンセルし、flight followingに切り替えてVFRでRNMに帰ります。実はこのあたりのやりとりは教官に補助されているんですが、それというのも、このあたりのやりとりって「標準」というものがなくて毎回違うからなんですよ。これは経験ですかねえ。

APP: CK 77K, radar service terminated, squawk VFR, frequency
change approved, good day.
CK: Good day, 77K.

私、実際にはAPPの言ってきたことを全てリードバックしましたが、レーダーサービスが終わった時は、いわゆる「クリアランス」ではないので、上記のように答えるだけで構わないとのこと。ふむふむ。でも結構この辺りは人によってノリが違うところでもあります。

あとはいつものようにRNMに戻ります。

ブリーフィングでは「アプローチに関しては全般的に大変良いです。ILSに大変良く乗れています。特にMYFのアプローチは初めてにも関わらずvery goodです。CRQでのアプローチはGSが最初高かったですね。ああいう時はLOCをつかまえながらで良いので速やかに降下すると良いです。また、LOCをつかまえつつある時にラジオが重なっちゃいましたが、そういうときはラジオは後回しで良いです。fly firstですね。CRQでのアプローチに向かうとき、ATISやその他の準備は出来る時に早めにやっちゃいましょう。そうすれば後が楽です。それ以外は全般的にvery goodです。また、コクピットマネージメントが向上していましたね。今度はATCからの指示を時系列順に並べて書いてみるなどすると履歴が残ってなお良くなるでしょう。」を頂きました。

明日はまた新たなアプローチとしてBrown (SDM)に行く予定です。これが終わればいよいよクロカンになります。

フライトはおかげさまで「かなり早いペース」で来ていますので、そういった意味では早くwrittenをなんとかしないと(^^;)。昨日から本格的に問題集を怒涛のごとくこなし始めました。今週中は無理としても目標を来週に定めて日々精進あるのみです。

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