2002/09/09(月)

Chandelles・Lazy 8・ナイト

本日はちょっとだけ雲が残っているものの、久しぶりにRamonaらしい天気です。

本日はcommercialマニューバとして、Chandelles、Lazy 8を行います。これらは日本で少しかじってはいるものの、こっちでは初めてです。果たしてどうなるか?

いつものように出発して訓練空域へ。

まずはChandellesをやってみます。教官がデモしてくれますので、それに合わせて感触を確かめてみます。プロップ2500rpm、バンク30°、フルパワーと同時にピッチアップし始めます。じわりじわりとピッチアップを続けて、90°時点でピッチ最大、ここからゆーーっくりとロールアウトを開始します。その間もピッチを維持し続けます。180°時点で70ktになるようピッチを維持し、ロールアウトを完了します。この時点の高度を維持しつつレベルに戻しておしまい。おぉ、こんな感じですか! 思ったよりずっとロールアウトをゆっくりする必要があります。

次に自分でやってみます。ほぼうまくできますが、ロールアウトがちょっと速くなり勝ちです。もっとゆーーっくりやらなくては。どうやらですね、90°時点から180°時点まで「リニアに」ロールアウトするのではなく、最初のロールアウトはほんの少しだけ、最後に近づくに従って段々ロールアウトの量を多くしていく、というノリでやると良さそうです。結構微妙だなぁ(^^;)。左右とも何回かやっておしまいです。

次にLazy 8。これもまずは教官のデモから。スロットル20″MP、プロップ2300rpm、ロールインしつつピッチアップ開始。45°時点でバンク15°、ピッチアップ最大。バンクさせ続けつつピッチダウン。90°時点でバンク30°、ピッチレベル。ピッチダウンさせ続けつつロールアウト開始。135°時点でバンク15°、ピッチダウン最大。ロールアウトを続けつつ、ピッチアップ。180°時点でバンク0°、ピッチレベル。おぉ、思ったよりずっとゆっくりやるんですね。特にバンクの変化は大変緩やかです。

【すみません、Chandellesはともかく、Lazy 8は文章で書くと大変わかりにくいです(^^;)。】

自分でもやってみます。一応日本でやった経験が生きていて、もう形になっています。ただ、バンクの変化がやっぱり少し速くなり勝ちですので、もーーっとゆーーっくりやるべしです。あと、90°時点から135°時点でのピッチダウンを結構思い切ってやらないと、0°時点から90°時点までで上昇した高度を落とし切れません。これもあと何回かやってみます。ほぼコツがつかめました。

さてRNMに戻りましょう。

RNMで一旦フルストップし、short/soft field takeoff/landingをそれぞれ1回ずつ行います。最後のsoft field landingはフルストップしないでT/Gして、もう一度soft field landingします。今回はかなりパワーの調整が良くなりました。でもまだ安定してないところがあるので、更なるチューニングを行いたいですね。

ブリーフィングでは「Chandelles、Lazy 8とも、ほぼ形になっていてOKです。バンクやピッチの調整をチューニングして行きましょう。short field takeoffはOKです。landingもまぁOKですが、フレア開始位置が少し安定していないようです。soft field takeoffはピッチの調整をもっと精密にやるようにしましょう。landingは最後のパワーの調整をもっと微妙にやるようにしましょう。パワーを残しつつといっても、ちょっとパワーが大きいと沈まないですね。その時はほんの少しだけパワーを落とすようにします。かといってそこでパワーを落とし過ぎると一気に沈んじゃいますからそこが難しいところかもしれません。明日は今までのマニューバを自分で練習する日にします。ご自分で練習してみて下さい」を頂きました。

ところでですね、ナイトをやらないといけないのですが、スケジュール的にぼちぼちやっとかないときつそうです。タワー空港でのフルストップ10回はいっぺんにやると大変なので、二日に分けて行うことにします。というわけで、早速本日、第一回目に行ってくることにします。

19:30くらいにSkylineに再び行きます。出発準備をしているとほとんど暗くなってきました。

20時過ぎに出発! ナイトの時間があと2.6時間必要ということもあり、時間稼ぎの意味も込めて、2つの空港を巡ってくることにします。

まずはMYFへ。最初SEEにしようかと思ったのですが、MYFの方が「都会」という感じで夜景がきれいそうだし、距離があるので時間稼ぎもできそうですから。久しぶりの夜景ですが、大変ビューチホーです(^^)。

MYFのタワーにコンタクトしてR/W 28Rに向かいます。この時ちょっとラジオの聞こえが悪かったのですが、そういえば、COM1は今ひとつ音質が良くないことがあったのでした。COM2を使えば良かったかも。この時はそれに気付いていません(^^;)。

R/W in sight。アプローチライトがきれいです。R/W 28Rにタッチダウン。グラウンドにコンタクトすると、なんだか「チミのラジオは雑音で良く聞こえないことがある。タワーも良く聞こえなかったと言っている」というようなことを言われてしまいます(^^;)。ここでCOM1の音質のことに気付いて、これ以降はCOM2を使うことにします。ちょっとあついです。

R/W 28Rにタクシーバックして、出発! right downwind departureで一旦RNMの方に戻り、今度はCRQに行くことにします(^^)。

San Vicente Reservoirの辺りが暗くてよく見えなくてちょっとおっかないですが(^^;)、高度3000を維持すれば大丈夫なはず。

Escondido上空でCRQのタワーにコンタクトします。R/W 24のベースに向かいます。ベースに入ろうとしたら、他のトラフィックの関係で、「そのまま西向きに飛べ」と言われてしまいます。 仕方ないので、R/W の南側をヘディング240°で飛びます。しばらくすると「そこから180°ターンして、R/W 24に向かえ。今ファイナルにいるCitationに続け」と来ます。お、今まであんまりこういう指示はされたことはありませんが臨機応変に対応できました。

R/W 24にタッチダウン。フルストップしてタクシーバックします。”closed traffic for full stops” を要求して出発! パターンを回ってまたフルストップ。これをあと2回繰り返して、全部で4回のフルストップをします。

ところで、私の他にも同じようなことをしているセスナがいますが、この人は “stop & go” を要求しているみたいです。ほほう、その手があったか(^^;)。確かにそれなら効率は良いですが、まぁ、私は「タクシーバックして改めて出発するやり方」にしておきました。

さてそろそろ疲れてきたので(^^;)、RNMに帰ります。right downwind departureでRNMに向かいます。一応OCN VORの100°ラジアルも参考にしますが、もうずっと遠くからRNMのビーコンライトが確認できます(^^)。

Mt. Woodsonのあたりにきました。さてと、RNMのCTAFで5回クリックしてR/Wライトをつけて、と…あれっ? 点灯しない。おかしいなぁ、もう一度。あれあれ? うーん…あ、COM1にRNMのCTAFが入っていたのでCOM1を使ってみたのですが、音質だけでなく、PCLもダメ?? 仕方ないのでCOM2で試してみると…やっぱ点灯するじゃありませんか! あぁ良かった(^^;)

というわけで無事帰ってきました。久しぶりのナイトでしたが、2.2時間も飛ぶとさすがに疲れました。でもナイトは気流が安定していて、しかも美しい夜景が見られて良いですね! 明日の夜もナイトに行ってrequirementを満たしてしまおうと思います。

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