2000/08/17(木)

Blytheへ

本日はクロスカントリーとしてBlytheへ行きます。120nmくらいの道のりです。朝8時にSkylineに行き(まだだれも来ていないくらい早く到着(^^;))、さっそくWXをとります。

相変わらず聞き取るのは苦労しますが、なんとなく1回目よりはよくわかるようになりました。TELの声をカセットに録音しておいて何回か聞いてみました。とにかく耳を慣らす必要がありますね。

天候は問題ないので、TASやGS、WCAなどを求めてNAV Logを埋めます。フライトプランをSan Diego FSSにファイルして、さぁ出発です。

RamonaからJulian VORに向かい、Salton Seaを経由して、Thermal VORや Blythe VORをトラッキングして、Blytheに到着です。相変わらずチャートと地形が一致していておもしろいです(当たり前か)。VORのトラッキングはまったく問題ありません。

Blytheに近づくと砂漠地帯の砂が舞い上がっていて(?)、ちょっと視界が悪いです。あ、見つけた。あれがBlythe空港かぁ。ここまでくればもう安心です。降下していくにつれ、やっぱ暑くなってきます。

ここは空港の南西側1.5nmに居住エリアがあるので、この上を飛ばないように注意します。南風だったので、R/W 17に着陸。R/W 26-8をクロスして、transient parkingに駐機します。事務所でつめた~いドリンクでも飲んで涼みながらフライトプランをクローズします。大体80分くらいのフライトでした。

腹がへったので、サンドイッチを食します。一休みしたら、帰りのフライトプランをRiverside FSSにファイルして、プリフライトチェックをして出発です。

帰りは行きと同じルートを戻ります。が、帰りはチェックポイントがルートの右側のことが多かったので、確認に苦労しました。機体を右に傾けたりして確認します。フォワードスリップのような姿勢にすることもあります。こうすると進む方向が変わらないのでちょっと右下を確認するのに良いですね(パッセンジャーがいたら快適じゃないかもしれませんが)。場合によっては、旋回しても良いとのことです。教訓として「ルートのすぐ右側のチェックポイントは確認しづらい!」ことがわかりました。

Julian VORの辺りは山岳地帯なので、ちょっとだけタービュランスがあり、ビビリますが、なんとか通過しました。6500ft MSLで通過しましたが、この高度だと2000ft AGLを切るくらいなので、よけい揺れたらしいです。ここは8500ft MSLというプランの方がベターでした。

Julianから降下を開始していくと、あ、見えました、Ramonaです。ローカルな訓練でも、クロカンでも、Ramonaに帰ってくるとやっぱホッとしますね。後は前回の反省を活かしつつ、Ramona空港をきっちりover fieldして、270旋回で降下しつつ、Mt. Woodson方向から45エントリしてトラフィックパターンに入ります。今回は無理な旋回とかがなくて、うまくいきました。

Ramonaでの着陸はSoft Field Landingをやってみます。ちょっとだけスロットルを入れて、いつもと同じように(重要!)フレア…フレア…機首を上げて、ラダーをさぼらず…タッチダウン、スロットルカット(重要!)、Yoke full aftでゆーっくりノーズギアをおろして、この間もラダーをさぼらず、ノーズギアタッチ。おぉぉぉ、完璧です! エクセレントです(^^)。

というわけで本日の訓練は終わりです。明日はJohn Wayne空港(class C)にナイトでクロカンしに行くための座学と、Ramonaのトラフィックパターンでのナイト(!)のT/Gです。楽しみ!

余談ですが、既にPrivate取得済みのKSMさんとITXさんをこの2、3日見かけないなぁと思ったら、日本から彼女が来ているらしく、Los Angelesに遊びに行ってきたそうです。夕方、4人がSkylineにやってくると、教室はいつものむさい野郎だけの空気と明らかに違う、何か不思議な爽やかさが加わります。教官もなんかにやけているし(^^;)。女性は偉大です(^^;)(^^;)。

その後、KSMさん、ITXさんは各々彼女さんを乗せて一回りしてきました。最近ビデオをとっていないので、そのラブラブな2組を飛び立つのをビデオで押さえたりして。でも機内で仲良く笑顔で手を振っているアベック(死語)を見ていると、うらやましくもあり、むなしくもありです(^^;)。

さ、家帰って、宿題とWrittenの勉強しよっと。

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