Brownへ
本日はBrown (SDM)へ行ってくることにします。最近IFRが続いたので、久しぶりにVFRで飛ぼうかと(^^;)。
別にSDMじゃなくても良かったのですが、他に近場でレストランやカフェがあって行ったことがない(もしくは最近行ってない)空港ってのがないんですよね。Bermuda Dunesとかもレストランの「リベンジ」をしたいところですが、この時期はレストランやってないし(^^;)。その点、SDMはinstrumentの訓練で行ってフルストップしたことはありますが、そのままタクシーバックして帰ってきてしまったので、降り立ってないのです。しかもレストランがあるようなので、この機会に行ってみようというわけです。
WXを取ってみるとヘイズで視程3nm、FEW010です。まぁこれならVFR OKですね。10時ちょい過ぎにRNMを出発! SEEに行く時のように3000ftで南に向かいます。
SDMまではこれといったNAV aidがないので(しいて言えばPGY VORですが、ちょっとコース的にベストではない)、pilotageで行きます。SEEやSan Miguel Mountainの東側を通過して行きます。それにしてもこのあたりは確かにヘイズ(というかもや?)が出ています。
Lower Otay Lakeが見えてきました。でもヘイズで結構近くに来るまで見えないくらいです。SDMは…うーんこのあたりだとまだ視認できません。でもあのあたり、ということはわかっています。
Lower Otay Lake上空でSDMのタワーにコンタクト。R/W 26Lのベースに入るよう指示されます。刑務所の上でレポートせよとのこと。この刑務所(Otay Mesa Prison)はヴィジュアルチェックポイントにもなっています。
Lower Otay LakeからSDM方面にヘディングを向けて降下して行くと…ようやくSDM in sight (^^)。刑務所もわかりました。刑務所上空でレポートしようとすると、先にタワーからcleared to landが出ました。同じタイミングでR/W 26Rに向かっているトラフィックがベースにいるとのことですが…あ、これもin sightです。タワーにレポートしておきます。
R/W 26Lは26Rにくらべてずっと細くて短いです。displaced thresholdになっているのですが、以前はもっと長いR/Wだったのを短くしたみたいで、displaced thresholdの部分の一番手前にはうっすらと “26L” というペイントが残っています。これ、ちょっとまぎらわしいなぁ。ちゃんと消しておいて欲しいですよね(^^;)。私はちゃんと「新しい」ナンバーを基準にアプローチしましたが、ショートファイナルくらいでこの「古い」ナンバーに気付き、一瞬「あれっ? ものすごく高くアプローチしちゃったのかな?」と思いました。
R/W 26Lにタッチダウン。transientに向かいます。ここで注意ですが、SDMは “airport of entry” になっていて、U.S. Customsがあります。transientのあるエリアの一番東側は青いラインが引いてありますが、ここはU.S. Customs用です。間違ってここに止めるとかなりおこられるそうです(^^;)。
さて、ここにはLanding Strip Cafeってのがあるみたいなので、一休みしましょう。そのカフェはadministration building内にあるらしいですが、どれがそのビルなのか…って、このしょぼい建物がそう? タワーみたいなものもありますが、これは昔のタワーなんでしょうか?
中に入ると、下町の食堂風なカフェがあります。ここでおやつ(早めの昼食?)としてハンバーガーを食しました(^^)。
おやつの後、ちょっと外に出てみます。空港のすぐ南側には結構な交通量のある道路が走っています。また、その更にその南側は1マイルくらいでもう国境です。こんなところでのんびりと過ごすのはなんとも平和でいいもんですね。
さて、帰りましょう。transientから出発する場合、普通R/W 26Rを使いますが、小型機の場合はR/Wの端っこまでタクシーすることはなく、途中のタクシーウェイBからのintersection departureとなるようです。ここからでもR/Wはあと3000ftあるので余裕ですね。グラウンドにコンタクトするとまさにその通りの指示です。ちなみにここはMYFと同じように指示されたタクシーウェイの番号は必ずリードバックする必要があります。”Taxi to R/W 26 via A and B” てな感じ。
R/W 8RのスレッショルドをクロスしてR/W 26RのBまで進みます。ここにはちょっとしたランナップエリアっぽいものがありますが、他の機体が「使用中」でしたので、私は通路の反対側でランナップすることにします。
R/W 26RのBから出発! R/Wの残りが3000ftあるといっても、そんなに余裕があるわけではないです。ローテーションする時には既にR/W 8Lのタッチダウンマークの辺りですから後1000ftってことですね。もうR/W 8Lのスレッショルドも見えているくらい(^^;)。
あとはright downwind departureでLower Otay Lakeに向かい、来た時とは反対のルートでRNMに帰ります。
これでひとまず今回の渡米訓練期間でのフライトはおしまいです。といってもまた2週間後にmultiやりに戻ってきますけどね(^^)。明日は片付けや帰り支度に専念することにします。
おしまい(「事業用操縦士編」につづく)